終日、部屋でWeb系の本の編集作業。いよいよ正念場。
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一カ月ほど前、デイリーポータルZのライター大山顕氏が執筆した、テトラポッドのペーパークラフトを自作したという記事と、その型紙を基にぬいぐるみを制作・販売したという記事で、他人が作ったデータを無断で盗作して使用していたことが判明したというニュースが流れた。
僕は以前デイリーポータルZを取材したこともあったので、この事件の経過が気になっていたのだが、その後の大山氏の態度、およびデイリーポータルZの運営元であるニフティの態度には、かなり失望した。
この盗作事件についての大山氏の謝罪文は、確かにデイリーポータルZのサイト内に存在する。だが、それは2008年2月と2009年1月に大山氏が執筆した該当記事のURLにしか掲載されていない。検索などを使って深い階層のアーカイブを自力で探さないかぎり、ユーザーは見つけることができない。本来、こういう謝罪文はサイトのトップページの一番目立つ場所にリンクを掲載しておくのが常識だが、それをしないデイリーポータルZ=ニフティの対応には、首を傾げざるをえない。
大山氏も、自身のサイト「住宅都市整理公団」「住宅都市整理公団別棟」ではこの事件に関する直接の言及は一切なく、関連するブログ記事を削除し、その箇所から前述のデイリーポータルZの階層深くの謝罪文にリンクを張っているのみ。普通は真っ先に個人サイトのトップページで、きちんとわかりやすい形で謝罪するのが常識だと思うが、大山氏は自身の新刊を熱心に宣伝するばかりで、盗作事件については、まるで何事もなかったかのようにふるまっている。
デイリーポータルZでも、連載を担当するライターが盗作事件を起こしたというのに、その大山氏を引き続き起用して、お気楽な内容の連載を続けさせている。できるだけ目立たない形でとりあえず謝っておいて、その後は何もなかったことにしようとする。そこには、著作権者やサイトの読者に対する誠意は微塵も感じられない。
これからはもう、デイリーポータルZを見るのは止めようと思う。