December 2009 Archives

仕事納め

終日、部屋で広告系の本の原稿を書く。まずまずはかどったが、焦って仕上げない方がいい気もしてきたので、きりのいいところで打ち止め。

自分的には、今日で一応仕事納め。別に、フリーランスなのだから年末年始に働いても構わないのだが、適当にメリハリをつけないと、際限なく仕事し続けてしまいそうな気がするので。

今年は、本当にいろんなことがあったなあ。まさに激動の一年だった‥‥。

12月30日(水)から1月3日(日)まで、安曇野に行って実家の人間たちに会ってきます。その間はブログの更新をお休みしますので、無駄足を踏まれませぬよう。

では、よいお年を。

帰らぬ人

知人のカメラマンの方のブログを見ていたら、先日、富士山で遭難した片山右京さん一行についてのエントリーがあった。

亡くなった方々のうちの一人は、そのカメラマンの方の友人だったそうだ。二十年近く前、同じ現場で仕事をしていた仲間で、山岳カメラマンとしても、山岳ガイドとしても、本当に経験豊富なプロフェッショナルの方だったのだという。

そんなプロフェッショナルの方でさえ、自然の猛威に命を奪われてしまうことがある。二年前の冬、自分がチャダルに挑んだ時のことを思い返すと、正直、他人事とは思えない。あの時の自分は、万が一のこともあり得ると、とことん腹を括れていただろうか。

亡くなった方々のご冥福をお祈り致します。

本が取り持つ縁

一冊校了したものの、もう一冊はまだまだ終わらない。広告系の本のテープ起こしを進める。切りのいいところまで進められたので、ひと安心。

夜は、リトスタで昔の職場の知り合いの人たちと忘年会。店内はぎっしり満席。お店の人たちはさすがにくたびれている感じだったが、それでも心に張りを持って働いているように見えた。

okayanから聞いた話でびっくりしたのは、就職の面接で「最近読んだ本は?」と面接官に質問されて、リトスタ本のことを話したら、その面接官もお店のことを知っていて、結局採用された‥‥というお客さんがいたこと。すごいなあ。一冊の本が、そんな縁を生み出すなんて。

物書きという商売も、まんざら捨てたもんじゃない。

火の用心

夕方、外を歩いていると、カン、カン、と拍子木を鳴らしながら近所を巡回しているおじさんたちを見かけた。

僕が子供の頃も、年の瀬になると、近所の人たちと一緒に火の用心の巡回をして回っていたことを思い出す。暗いし寒いし面倒だし、参加してもいいことは特に何もない行事だったが、不思議といつも気分が高揚していた。手袋をしていてもかじかむ手で拍子木を握り、「ひの〜よ〜じん!」と言いながら、カン!と鳴らす。あれが単純に愉しかったのだろう。

あれから、ずいぶん時が過ぎてしまったなあ、と思う。

常連たちの夜

夕方、出版社からWeb系の本が校了したとの報せが届く。ほっとした。ひさびさに編集者として関わった書籍の仕事だったが、文字通り神経をすり減らす作業だったし。まあでも、無事に一冊完成させることができて、よかった。

夜は、リトスタにクリスマスディナーを食べに行く。ここのクリスマスディナーは毎年リピート率が非常に高いのだが、今日は特に‥‥周囲の席にいるお客さん、顔見知りの方々ばかり(笑)。期せずして常連たちの夜となってしまった。

それにしても、うまかったなあ。校了した後だけに、なおさら。

クリスマスイブ

午前中から笹塚で打ち合わせ。おひるに新宿でラーメンを食べ、三鷹に戻ってきてから、いつもの理髪店で髪を切ってもらう。その後、モリタコーヒーでブレンドコーヒーを飲んで一服。

街の中でカップルを見かける率がやけに高いなあと思ったら、今日はクリスマスイブだった。忙しさにかまけてすっかり忘れていたが、世間はそれなりにキリスト教の風習を楽しんでいるらしい。

帰り道、モスバーガーの店先で、サンタとトナカイのコスプレをした女の子たちが「モスチキンいかがですか〜?」と道往く人に声をかけていた。うっかりふらふらと買ってしまいそうになった(苦笑)。

まあ、聖なる夜に、ざくざくとお茶漬けを食べるのも悪くはないよ(笑)。

帰る場所

秋からずっと取り組んできたWeb系の本の編集作業も、いよいよ大詰め。関係各所から送られてきた修正指示を突き合わせながら、ゲラにまとめていく。

最近の仕事中のBGMは、羊毛とおはなの新譜「どっちにしようかな」。ふわんとやわらかな音色が、あいかわらずいい感じ。特に気に入ったのは、「ただいま、おかえり」という歌。最初に聴いた時、ちょっとうるっときたほどだった。

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ただいま、おかえり。ごらん街は君の帰りをいつも待ってる
さよなら、またね。と旅立つ君の背中押してくれる
帰る場所はあるからね、と。

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僕にとって、「帰る場所」とはどこなのだろう? そんなことを、ふと思った。

FREITAG F22 iPhone SLEEVE

freitag_f22.jpg

iPhoneを使いはじめて、一年になる。仕事もプライベートも、今やiPhoneなしの生活というのはちょっと考えられないし、出かける時はいつでもどこでも持ち歩いているのだが、いつも気になるのは、どうやってこの傷つきやすい本体を保護するかということ。今まではパワーサポートのエアージャケットという薄くて透明なカバーを装着していたのだが、そのカバーもすっかり傷まみれのみすぼらしい状態になってしまったので、何かいい後釜はないものかと探していた。

そんな折、誕生日祝いにもらったのが、フライターグのiPhone用ケース「F22 iPhone SLEEVE」。この会社はスイスでメッセンジャーバッグなどを作っているメーカーなのだが、その製品の素材は一風変わっていて、使用済みのトラックの幌やシートベルト、タイヤチューブなど、ほとんどが再利用されたもの。だからメッセンジャーバッグなどは、使われるトラックの幌によって絵柄が一点々々異なる。その荒々しい質感と一点モノ的なレア感から、日本でも人気のメーカーだ。

そのフライターグがiPhone用のケースを作っているとは全然知らなかったのだが、使ってみると、なるほど、よくできている。いわゆる封筒型のケースで、何もつけていない状態のiPhoneを押し込むと、ぴったりと収まる。ケースのストラップを引っ張ると、にゅるっ、という感触で取り出せるのが気持ちいい。外側はトラックの幌だが、内側はベルベット素材なので、iPhone本体に傷がつく心配もない。

何より、このケースを使うことで、iPhone本体に余計なカバーをつけずに使えるのがうれしい。何もつけていない状態でiPhoneを手に持った時の感触は、何とも言えず心地いいのだ。アップルのエンジニアが計算し尽くして作り上げた製品なのだから、そのまま使えるなら、それに越したことはない。

これでまたiPhoneへの依存度が増大しそうだ‥‥(笑)。ちなみに僕が持っているのは青色。

仏門

昨日の夜、出家して仏門に入る夢を見た。

僕はある寺に入って修行をすることになったのだが、その寺はどう見ても、日本ではない。僧侶たちも、えんじ色の僧衣を着ている。一緒に修行するのは、小学生くらいの年頃の男の子たち。でも、寺ではその子たちの方が先輩なので、僕に対して、ああしろこうしろと命令してくる。

何だよー、えらそうに‥‥と思っていたら、目が覚めた。

どんな夢だ、まったく(苦笑)。

アマチュアリズム

昨日の深夜、クラブワールドカップ決勝戦、バルセロナ対エストゥディアンテスを観る。

実力的には、バルセロナが圧倒的に上。だが、試合巧者のエストゥディアンテスは前半のうちにほとんど唯一の決定機で先制すると、中盤での執拗なプレスでバルセロナの攻撃を阻み続ける。このまま試合終了か‥‥と思っていたら、後半終了間際、バルセロナはペドロの起死回生のゴールでついに追いつく。そして延長後半、千両役者のメッシが胸で押し込む決勝ゴールを決め、バルセロナが年間六冠を達成するという偉業を成し遂げた。

いや、ほんと、今のバルサは強い。

試合後のグアルディオラ監督のコメントの中に、印象的な言葉があった。

「選手たちがプロフェッショナリズムだけでなく、"サッカーを純粋に楽しむ"というアマチュアリズムも忘れていないことがとてもうれしい」

これはプロのスポーツ選手に限らず、人を惹き付け、楽しませることを仕事にしている人に共通する、大切な心構えだと思う。プロとしてきちんと仕事に取り組みながら、その仕事を自分自身でも楽しむ。そうでなければ、人の心を動かすことなどできるわけがない。

僕も、本を作るという仕事を楽しむことを、忘れないようにしようと思う。

残り半分

今日は誕生日。特にこれといって感慨めいたものはないのだが、「人生も、半分くらい終わっちゃったんだな」とは思う。

過ぎ去ってしまった半分の人生を振り返ると‥‥回り道というか、無駄というか、たいしたことはできなかったな、というのが正直なところ(苦笑)。自分自身、納得のいく形でやり遂げることができたのは、「ラダックの風息」を書いたことくらいか。自分が心の底から書きたいと思えることを書いて、それを本にすることができたのは、本当に幸運だったし、周囲の人々のおかげだと思う。

ラダックで取材をしていた頃は、「この本を出せたら死んでもいい」とさえ思っていた。でも、僕の人生はあと半分残っている。もう一冊くらい、「これが出せたら死んでもいい」と思えるような本を作りたいと思っている。

のらぼう

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昨日はWeb系の本の校正作業をどうにか終わらせ、三時間ほど寝て、今日は朝から赤坂で広告系の本の取材。午後はWeb系の本のゲラの引き渡しと打ち合わせ‥‥。

はー。さすがにきつい。

夜は、一年ぶりに西荻窪ののらぼうでごはん。行く前から百も承知なのだが、このお店、何から何まで、うますぎる。さわらの炙りはとろけるようだったし、三鷹産の冬野菜はぎゅっと味が濃縮されている。メインディッシュは、牡蠣とごぼうの土鍋ごはん! 具だくさんの味噌汁とお新香と一緒に、心ゆくまで堪能する。これはもう、ちょっと異次元の味だ‥‥。

最近、忙しくて本当にヘロヘロだったけど、おいしいごはんで、何だか報われたような気がした。

ロサル

寒い一日。終日、部屋で仕事。関係者からひっきりなしにかかってくる電話に受け答えしつつ、Web系の本の校正を進める。

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今日は、ラダックでは大晦日にあたる。ラダックのロサル(正月)は毎年変化するチベット暦に合わせて行われるのだが、チベットのロサルよりも二カ月前倒しになる。昔、ラダックを統治していた王が、隣国に出兵する前に新年のお祝いを終わらせておこうとして、ロサルを前倒しにするようにと命じたことに由来しているという。そんな昔のお達しが未だに守られているなんて、不思議なものだ。

今頃は‥‥みんな、チュンメ(バター灯明)に火を灯して、遅い晩ごはんの支度をしているのかなあ。行けるものなら、今すぐにでも飛んでいきたいくらいだ。

ラダックの人々にとって、来るべき年が良き一年になりますように。

メコン・ウイスキー

昨日の夜は、神保町にあるタイ料理屋で、十年くらい前まで勤めていた出版社の同じフロアで働いていた人たちと忘年会。何年も会っていなかった人たちばかりで、みんな、昔話に花を咲かせていた。戦友みたいなものだしなあ。

で、席上で何人かが注文して、ひとしきり話題になったのが、メコン・ウイスキー

僕は、酒と名のつくものならたいてい大丈夫なのだが、このメコン・ウイスキーだけはどうにも苦手だ。二十代初めの頃、新宿のちっぽけなタイ屋台でこれを飲まされてひどく悪酔いして以来、それがトラウマになっていて、未だに克服できない。

だいたい、ウイスキーとか言ってるけど、原材料は米とカラメルらしいし。口に含むと、薬っぽいというか、何とも言えないケミカルな味がするし。ロックだろうが水割りだろうが、どうやって飲んでも悪酔いしそうだし。

まあ、タイが好きな人には、たまらない味なんだろうなあ。‥‥でも理解できない(笑)。

当たり付き自販機

終日、部屋で広告系の本の原稿を書く。今日は我ながらよくがんばった。

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うちのマンションの近所に、缶ジュースの当たり付き自販機がある。

小銭の投入口の上に、1から9までのデジタル表示の数字が4つ並んでいて、7が4つ揃うと当たりでもう1本もらえるという仕組みらしい。当たりが7777だけということは、それが出る確率は、9999分の1。まじっすか。一生かかっても当たりそうにないなあ(笑)。

ただ、ネットで調べてみると、実際は100分の1くらいの確率で当たるようにセッティングされている自販機が多いらしい。それでも、同じ自販機で一年買い続けて、当たるかどうかというレベルだ。うーむ。

‥‥もし当たったとしても、別にたいして嬉しくないということに、今気付いた。

年の瀬

午後、打ち合わせのため笹塚へ。終わった後、ひさびさに新宿駅で途中下車してみる。特に用事はなかったのだが、何となく。

‥‥いや〜、人、多いなあ。

師走だからか、その割に妙に暖かかったからか、どこもかしこも人、人、人。ある洋服屋に入ろうとドアをくぐったら、店内にあまりにもたくさんのお客さんがひしめきあっていたので、恐れをなして逃げ出してしまった‥‥(笑)。

人が多いだけでなく、みんな、歩くのがやたらめったら速い。「競歩?」と聞きたくなるくらいのスピード。肩とか鞄とか、がしがしぶつかってもおかまいなしという感じ。別にそんなに焦らなくても‥‥と思うのだが、これだけ人が多いと、自然とそんな気分になってしまうのだろうか。

‥‥年の瀬だなあ。

結局、何も買うことなく、そのまま逃げ帰ってきた。案の定、頭が痛くなった。

白煙

朝から一心不乱に仕事。Web系の本の著者校正が戻ってきたので、それを版元の編集者さんの校正と照らし合わせてチェックしながら、一つのゲラにすべての修正指示をまとめていく。スケジュールの関係上、丸ごと一冊分、今日一日でカタをつけなければならない。

食事とトイレと、一時間に一度のメールチェック以外、他には何もしていない。目が疲れて、痛くて開けていられない。地味で単調で辛い作業。気がつけばもう真夜中。まじっすか。今、頭蓋骨をカパッと開けたら、ふしゅるるるる、と脳みそから白煙が上がってるんじゃなかろうか。

まあでも、とにかく、何とかやり遂げた。

ガリニボ

終日、部屋で仕事。広告系の本のテープ起こしを進める。集中して取り組んだので、結構はかどった。

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夕方、ひさびさに旅人の木へ晩飯を食べに行く。席に座ってメニューを見ると、「ガリニボ」という見慣れない料理名が。ガリニボ? ‥‥ガーリック煮干しラーメンの略らしい(笑)。注文してみると、ニンニクと煮干しの効いたスープが麺によく絡んで、なかなか食べごたえのある味だった。

それにしても、すごいネーミングだな(笑)。

煙草の警告文

以前、煙草のパッケージに印刷されている警告文について思うところを書いたことがあったが、今日、こんなニュースが報じられていた。

たばこの警告文、喫煙増やす逆効果の可能性=研究(ロイター)

要するに、あの「これ吸ったらあんた死にまっせ」という警告文を見ると、大半の喫煙者はかえって「煙草を吸いたい」と思ってしまうことが、科学的に証明されてしまったらしい。脅し文句が逆効果。何ということだ‥‥。

実はこの研究結果、先日の取材の際にある方から教えていただいていたのだが、本当に脳波とかをきっちり測定した上での結論だという。こうなったら、一本につき二、三円とかちまちました値上げではなく、一箱千円に値上げするとかしないと、どうにもならないのではないか。業の深い生き物だ、人間は‥‥。

話が面白い人

終日、部屋で仕事。Web系の本の連絡業務をこなしつつ、広告系の本のテープ起こしを進める。

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インタビューのテープ起こしをしていてよく思うことなのだが、話が面白い人には、何か共通するものがあるような気がする。それは、話しっぷりがユニークとか、リズムが小気味いいとか、表面的な話術に長けているのとはちょっと違う。

本当に面白い話をする人は、自分の中にある考えがきちんとまとまっていて、それをそのまま素直に表現することを心がけている。一言々々を大切にして、余計な尾ひれや飾りをつけたりしない。自分自身をよく見せようとしたり、作られたイメージをこちらに押し付けたりもしない。だから、話は最初から理路整然としているし、揺るぎのない実感が籠っている。そういう人のインタビュー原稿を書くのは、本当にやりやすいし、やりがいもある。

ラッキーなことに、今書いている本は、本当に話が面白い人たちに恵まれている。がんばらねば。

失望

終日、部屋でWeb系の本の編集作業。いよいよ正念場。

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一カ月ほど前、デイリーポータルZのライター大山顕氏が執筆した、テトラポッドのペーパークラフトを自作したという記事と、その型紙を基にぬいぐるみを制作・販売したという記事で、他人が作ったデータを無断で盗作して使用していたことが判明したというニュースが流れた。

僕は以前デイリーポータルZを取材したこともあったので、この事件の経過が気になっていたのだが、その後の大山氏の態度、およびデイリーポータルZの運営元であるニフティの態度には、かなり失望した。

この盗作事件についての大山氏の謝罪文は、確かにデイリーポータルZのサイト内に存在する。だが、それは2008年2月と2009年1月に大山氏が執筆した該当記事のURLにしか掲載されていない。検索などを使って深い階層のアーカイブを自力で探さないかぎり、ユーザーは見つけることができない。本来、こういう謝罪文はサイトのトップページの一番目立つ場所にリンクを掲載しておくのが常識だが、それをしないデイリーポータルZ=ニフティの対応には、首を傾げざるをえない。

大山氏も、自身のサイト「住宅都市整理公団」「住宅都市整理公団別棟」ではこの事件に関する直接の言及は一切なく、関連するブログ記事を削除し、その箇所から前述のデイリーポータルZの階層深くの謝罪文にリンクを張っているのみ。普通は真っ先に個人サイトのトップページで、きちんとわかりやすい形で謝罪するのが常識だと思うが、大山氏は自身の新刊を熱心に宣伝するばかりで、盗作事件については、まるで何事もなかったかのようにふるまっている。

デイリーポータルZでも、連載を担当するライターが盗作事件を起こしたというのに、その大山氏を引き続き起用して、お気楽な内容の連載を続けさせている。できるだけ目立たない形でとりあえず謝っておいて、その後は何もなかったことにしようとする。そこには、著作権者やサイトの読者に対する誠意は微塵も感じられない。

これからはもう、デイリーポータルZを見るのは止めようと思う。

ワールドカップ抽選会

昨日の夜、来年行われるワールドカップのグループリーグ組み合わせ抽選会の中継を見た。

日本は、オランダ、デンマーク、カメルーンと同じグループE。うーん‥‥善戦はするかもしれないが、正直、勝てるとはとても思えない。決勝トーナメント進出は、かなり難しいのではないかと思う。元日本代表監督のオシム氏も、日本の決勝トーナメント進出の可能性について「夢を見すぎることはよくない」というコメントをしていた。

考えてみれば、十年くらい前までは「ワールドカップに出られる!」というだけで日本中が大盛り上がりだったが、今は出場するだけでは許されない雰囲気になっている。まあでも、実力に比べてあまりにも多くのものを求めすぎるのも、よくないのではないかと思う。

もし、オシム氏が病に倒れることなく、日本代表をずっと育て続けてくれていたとしたら‥‥。ついついそんなことを考えてしまうのだが、仕方ないか。

ソーセージ

終日、部屋で仕事。広告系の本の原稿を書き進める。

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自炊をするようになってあらためて気付いたのだが、僕はソーセージが好きだ。冷蔵庫の中には、ほぼ必ずといっていいほど常備していたりする。朝飯では目玉焼と一緒に焼いたり、晩飯では野菜と一緒に煮込んでポトフにしたり。夜中に腹が減った時は、三分ほど茹でたのをビールの肴にすることもある。

同じ加工肉でも、ハムよりも、ベーコンよりも、ソーセージがいい。何でだろう? 熱々のやつを噛んだ時の、パチッと弾ける感じがいいのだろうか。

高かろうが安かろうが、どんな種類のソーセージでも基本的に構わないのだが、あえて苦手を挙げるとしたら‥‥あれだな。チベット料理のギュマ(血を詰めたソーセージ)。今まで何度もトライしてきたが、克服できたためしがない(苦笑)。

銀杏の木

冷たい雨の一日。近所の公園の大きな銀杏の木でせっかく黄金色に色づいていた葉が、辺り一面に散り積もっている。今年は全然、紅葉見物に行けなかった。

Web系の本は、ようやく最後の章までの原稿が揃った。とはいえ、ライターさんには間髪を入れずに著者校正に取りかかってもらわなければならず、申し訳ないかぎり。合間を見つけて、広告系の本の執筆も進めなければ‥‥。

夜、近所の中華料理屋で回鍋肉かけごはんというのを食べてみたら、予想の斜め上を行くうまさだった。いいなあ、あれ。今度自分でも作ってみよう。

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友人の平松さんと足立さんが手塩にかけて作り上げたという「文京楽器」のサイト。本当のプロの仕事とは、こういうものだと思う。

モレスキン

夕方、渋谷で打ち合わせの予定があったので、ちょっと早めに家を出て、恵比寿の東京都写真美術館で開催中のセバスチャン・サルガドの写真展へ。

展示内容は‥‥まさに圧巻! 特に新作の「GENESIS」シリーズはすごかった。あんな写真を撮れる人がいるのか‥‥。個人的には、ナミビアのヒンバ族の女性の写真と、ルワンダで撮影されたマウンテンゴリラの母子の写真が特に気に入った。

再訪しようと思っていたヴェルデで、深煎りコーヒーとベイクドチーズケーキを堪能。渋谷での打ち合わせを終えた後、ロフトで卓上カレンダーと手帳を買う。手帳は結局、モレスキンにした。スケジュール管理はiPhoneに一元化することにして、この手帳はアイデアのメモや打ち合わせの記録に使うつもり。真新しい手帳が鞄の中に入っているだけで、何だかすごく清々しい気分になる。

今年も、残りあとわずか。年内に一冊校了しなければ‥‥。

深夜の電話

昨日の深夜、突然、電話のベルが鳴った。

しばらく経っても鳴り止まないので、「‥‥何かの緊急事態か?」と、寝ていたベッドから起き出して、居間まで歩いて、受話器を取る。ツー、ツー、ツー。切られている‥‥。

時計を見ると、午前三時半過ぎ。まじっすか‥‥。げんなりした気分で寝室に戻って、再び布団に潜り込む。でも、「‥‥また、かかってくるんじゃないか?」と、しばらくは気になって寝付けなかった。

どこかの誰かが、憂さ晴らしにかけたいたずら電話だったのだろうか? だとすれば、あんな時間に孤独に悶えながら、手当り次第に電話をかけているなんて、つくづく可哀想な人もいるものだ‥‥。

やれやれ、としか言いようがない。

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  • Author : yama_taka
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