いい天気。デニムの服をまとめて洗って干す。夜中近くまでかけてテープ起こしを進める。
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今年の初めに「ラダックの風息」を完成させた頃の僕は、仕事に関するストレスから完全に解放されていた。自分が一番やりたいことを一切妥協することなくとことんやりきった、そんな充足感に満ちていた。
でも、その後はまた、灰色でもわもわした得体の知れないものに、再びまとわりつかれている気がする。大勢の人と関わり合っているうちに、時にどうにもならないしがらみに絡み付かれてしまって、思うようにならなくなるもどかしさ。それでも仕事を進めなければならないというやるせなさ。このややこしい社会で暮らしているかぎり、やっぱりストレスはたまってくる。
標高3500メートルの地で畑を耕しながら、写真を撮ったり文章を書いたりして暮らしていけるのなら、本当にそれ以上の望みはない、とついつい思ってしまう。

