最近になって、何人もの方から「『ラダックの風息』を読んだのがきっかけで、ラダックに行ってきました!」と言われたり、メールをいただいたりするようになった。
これまでも「本、読みました!」という感想はたくさんいただいていたのだが、それがきっかけで実際にラダックまで行ってしまったと言われるのは、ある意味、どんな賛辞よりも著者冥利に尽きる。あの土地での僕の個人的な体験が、そんな風に受け止められて、ラダックのことを好きになってもらえたのだとしたら、こんなにうれしいことはない。
だからこそ、もうこれからはいい加減な仕事はできないな、とも思う。あの土地を通じて、これからの自分に何ができるのかを、しっかりと見定めなければ。

