ニコンの矜持

終日、部屋で仕事。我ながら変化がなさすぎる‥‥。

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ニコン製一眼レフのフラッグシップモデルの開発を長年手がけてきた後藤哲朗さんのインタビュー記事が面白かった。

「(コンパクトデジカメで強い支持を得ている)某社の某カメラは、ニコンの製品が参考にすべきところもあり尊敬している」とか、「某社の某ミラーレス一眼に"Nikon"のロゴが付いていれば自分でも買っている」とか、おおっ(笑)と思う発言がいっぱい。自社製品に関しても、「実はニコンの一眼レフでもっとも簡単に思い通りの写真が撮れるのはD3シリーズなどの上位機種」というのはまさにその通りだし、一方で「D3シリーズはあまりに大きくて重い。大きくて重いと、人はそれを持ち歩こうと思わなくなる」とも発言していて、だったら、D3は無理としても、D300の後継機あたりはもうちょっと小型化してくれないかな‥‥と個人的に期待したくなる。

「写真をあまり撮らず、作品をあまり見ない人が作ったカメラが増えてきた」という後藤さんの指摘は、的を射ていると思う。僕がニコンの一眼レフを好きなのは、写真を撮る道具として、本当に入念に作り込まれているから。グリップの持ちやすさ、ファインダーの見え味、シャッターやダイヤルの感触、露出制御のきめ細かさ。そういった感覚的な部分は、写真を撮ることが好きな人でないと作り込めない。

根っからの写真好きが作るカメラ。単純だけど、それがニコンの矜持だと思う。

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