午後、三鷹での第六回取材。とりあえず収録はこれで一時中断し、執筆作業を進めることに。そろそろタイトルも考えなければ‥‥。
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最近、ラダックの本を書いた自分が今、どんな立場に置かれているのかということを、あらためてよく考えるようになった。
あの本を書き上げるまでの二年間、僕は「いい本を書く」ということしか考えていなかった。本を完成させたらそれで満足だ、それがゴールだ、と心のどこかで思っていたような気がする。
でも、本を買ってくださった方々からお手紙やメールをいただいたり、直接お会いして感想を伺ったりしているうちに、この本はゴールなどではなく、むしろスタートラインに過ぎないのではないかと思うようになった。
自分の文章や写真をいいと思ってくれる人がいるのなら、次の本を楽しみにしてくれる人がいるのなら、その期待に全力で応えるのがプロだ。自分が大切にしていることをとことん突き詰めながら、読者にも喜んでもらえる本を作りたい。そういう仕事を、一冊、一冊、積み重ねていくことが、これからの自分に求められていることなのだと思う。
これも、物書きを生業に選んだ者の宿命だ。がんばります。

