仕事の合間に、ふと何の気なしにラダックの本の書名でググってみると、いくつかの図書館の蔵書検索結果ページがヒットした。館名や番号、書架の位置、貸出中かどうかなどが表示されている。それを見ているうちに、僕は何だか不思議な気分になった。自分が書いた本が、今、図書館に置かれているとは‥‥。
毎月々々、津波のような新刊ラッシュに晒される書店の店頭では、よほどのベストセラーでないかぎり、ずっと同じ場所に置かれ続けることは難しい。でも、図書館では、五年、十年、あるいはもっと長い間、一冊の本が所蔵され続ける。しんと静まりかえった館内、薄暗い書架の片隅で、まだ見ぬ誰かとの出会いを待ち続ける、一冊の本。たとえ何十年経っても、人から人へと読み継がれるたび、その人たちに、僕の思いがいくばくかでも伝わっていくのだとしたら‥‥。
そんな想像をめぐらせていると、ふっと胸の内があたたかくなる。
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細田守監督の最新作「サマーウォーズ」。前作「時をかける少女」が大ヒットしただけに、周囲のプレッシャーもすごいと思うが、期待。

