午後、編集者さんから「昨夜送ってもらったゲラ、確かに届いています」とのメール。これで僕の担当作業は無事に終了。あとは編集者さんにお任せすることになる。
一昨日から準備していたパッキングも、最後に撮影機材を入念に確認して、滞りなく終了。今回はラダックの本を五冊ほど持っていかなければならないので、それだけでかなり重い‥‥。まあ、仕方ないか。
夜はリトスタに行って、食べ納め&飲み納め。あれもこれもと注文したくなるが、ほどほどのところで我慢。限定のリトスタラーメンにありつけて、満足。ほろ酔い加減で家に帰ってきたが、明日の朝は五時半起き。うっかり寝過ごしたりしないようにしなければ‥‥。
とにもかくにも、準備万端、整った。
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明日から九月初旬まで、二年ぶりにラダックに行ってきます。その間、こちらのブログの更新はお休みしますが、「Days in Ladakh」を現地から更新していきますので、お楽しみに。
夕方に編集者さんと打ち合わせの約束があったので、その前に髪を切っておこうと思って、いつもの理髪店へ。夏の間はしばらく散髪できなくなるんですよ、と告げると、お店の人がこう言った。
「じゃあ、ばっさり短くしちゃいましょう。無造作坊主みたいな感じに」
‥‥無造作坊主? 何だそれは。よくわからないまま、「じゃあそれで」と僕。
数十分後に完成した無造作坊主なるものを鏡で見ると‥‥まあ、普通の坊主頭だった。何か、悪さをしたのを反省して、頭を丸めたみたいになった(笑)。
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打ち合わせの後、家に戻って、裂帛の気合を込めてゲラチェック。どうにかこれで旅立てそう。
夕立の後に射し染めた、黄昏の光。近所では、紫陽花の花が満開だ。
出発前に片付ける予定の最後のゲラチェックが実はまだ終わっていない(というかゲラが出てこない!)のだが、そろそろラダックに行くための荷造りも始めなければならない。押し入れの中からカビ臭いバックパックや寝袋を取り出し、パッキングリストを見ながら荷物を詰めていく。
‥‥ん? あれ? うまく入らない。
服の類は適度に小分けして、軽くてかさばるものから下に詰めていくとか、雨具やトイレットペーパーのように急に使う可能性があるものは取り出しやすい場所に入れておくとか。今までさんざんやってきて骨身に沁みていると思っていたパッキングのコツも、しばらく旅に出ないでいるうちに、すっかり忘れてしまっていた。
たぶん、僕自身もまだ旅モードに切り替わっていないのかもしれない。
ワールドカップのグループリーグ初戦で、日本がカメルーンに1-0で勝利。この大会だけでなく、日本サッカー界そのものががけっぷちで踏み止まることができたと言えるほど、貴重な勝利だったと思う。
これまでの準備期間で不振を極めていた日本は、本大会での強敵との戦いを前に、徹底的に現実路線の戦略に切り替えていた。四人のDFと五人のMFでがっちりと守備ブロックを作り、人数をかけてボールを奪う。奪ったボールは本田がいったんキープし、大久保と松井がサイドからアーリークロスを放り込む。そうして作った数少ないチャンスを、日本は幸運にも掴み取ることができた。
相手は強く、自分たちは弱い。それを自覚した上で、ではどうしたら勝ち目があるかということを追求した末の、弱者の戦略。選手たちの必死さ、ひたむきさは痛いほど伝わってきたけれど、これが日本代表のあるべき姿だとは思いたくない。同じアジア勢でも、強敵のギリシャを相手に溌剌としたプレーをしていた韓国と比べるとなおさらだ。日本はもっと強くなれる。もっと組織的で、もっとスピーディーで、もっといいサッカーができる。だから、こんなところで満足してほしくない。
イビチャ・オシムが、日本代表についてこんなコメントをしてくれている。
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今日の試合に限って言えば、本田はデリケートな役割を見事に果たしたし、褒美としてゴールも決めた。しかし、これは彼のキャリアの始まりでしかない。メディアのみなさんも今日のゴールだけで本田をヒーローだと持ち上げないでほしい。もし、明日の新聞の一面がすべて本田ということになれば、日本の未来は危うい。ヒーローは一人ではなく全員だ。もし、本田がゴールしたことでヒーローになったとするならば、トラップ技術が巧みでGKの上にボールを浮かすキックができれば、みんながヒーローになれるということだ。しかし、そうではない。ヒーローは、自分の一生と自分の命を懸けて何かを守る存在のことだ。
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この後は、オランダ、そしてデンマーク。上には上がいることを忘れずに。

